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2020年12月25日年末のご挨拶
いよいよ2020年も残り数日となりました。
患者様の皆様には、色々と大変なこの年に、お変わりなくご通院いただきありがとうございました。
この1年、患者様には新型コロナ感染症対策のため、来院時の手指消毒・検温・問診などのご協力をたくさんいただきました。待合室が込み合うときには、お車で待っていただくなどの対応をさせていただくこともございました。皆様のご協力のおかげで、ヒサドメ歯科では問題なく診療を続けることが出来ました。誠に感謝しております。
新型コロナ感染症とは無関係と思われがちな歯科治療ですが、重症化しやすいといわれる基礎疾患の糖尿病・高血圧などの入り口といわれているのが歯周病なのです。基礎疾患予防のためにも、歯科治療は大切なことと思われます。なかなか感染することを恐れ、外出するのに億劫になってしまうこともありますが、歯周病・虫歯の予防・治療のためにも歯科医院の受診をお勧めしております。
ヒサドメ歯科では今年の診療最終日は12/29、来年の診療開始日は1/4となっております。
12/30~1/3までは休診日となりますので、ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。
来年もヒサドメ歯科スタッフ一同、患者様の歯の健康を守るためのお手伝いをさせていただけるよう、精一杯努めて参りたいと思います。皆様のご多幸をお祈りしつつ、年末のご挨拶とさせていただきます。今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。
2020年12月7日歯ぎしり検査について
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さん、睡眠時の歯ぎしりについて気になったことはありませんか?
睡眠時に無意識に歯ぎしりをすることによって…
●顎の痛みが出る
●歯がすり減ったり、詰め物や被せ物が外れてしまったりする
●歯周病悪化の原因になる場合や、頭痛や首筋の凝りなどが生じる
などの症状が出る場合がございます。
歯ぎしりの原因は、歯並び・噛み合わせの悪さ以外にも、
ストレスや生活習慣などさまざまな要因があり、どのようなメカニズムで生じているか、
詳しいことはまだよく分かっておりません。
歯科医院では歯ぎしりから歯を守るため、
ナイトガードという睡眠時に装着するマウスピースを作製することができます。
そのナイトガードを作製するにあたって、今現在患者様ご自身が、睡眠時に歯ぎしりを、
どの程度の力で何回ぐらい行っているかなど詳しくお調べするために、
当院では”ウェアラブル筋電計”という測定装置を導入いたしました。
患者様に睡眠時にこの装置を取り付けていただくことによって、
後日PCを用いて装置のデータをソフトに取り込み、解析することが出来ます。
そして解析後、検査結果についてご説明をさせていただきます。
睡眠時に歯ぎしりをしているか気になっている方、もしくは以前から歯ぎしりに悩んでいる方など、
一度測定装置を使用してみたいと思われた方はお気軽にスタッフまでお声掛けください。
検査・ナイトガード作製につきましては保険治療で行えます。
2020年11月18日健口で伸ばそう健康寿命
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。
みなさん、口腔機能低下症とは何かご存知でしょうか?
口腔機能低下症とは・・・
医科での健康診断は当たり前に行われており、
風邪っぽいと感じたら体温計で熱を測り自己検査(管理)をします。
毎年の健康診断でも、体重、身長、胴回り、血液と様々な検査をします。
歯科では、カリエス検査、歯周病検査、様々な個別の検査がありますが、
口腔内全体の包括的な健康診断が『口腔機能管理』です。
口腔全体が健康なのかを判断するために、「7つの項目」で具体的な「数値」などを用いて検査します。
これにより、具体的に口腔機能の状態が分かります。
この口腔機能の状態が低下している場合を口腔機能低下症と云います。
管理とは・・・
◯現在の状態を知る
◯これ以上悪くならないようにする
◯改善できる事があればアドバイスや治療を行う
⇒改善する事が目的ではあるが、まずは現状の状態を知る事が大切
このような症状はございませんか?
● 食べにくい食べ物がある
● 口が乾燥する
● 食事中にむせる、こぼす
● 食べるのに時間がかかる
● 喋りにくい
等の症状がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。
2020年11月4日歯周病と定期検診
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。
以前歯周病のお話をした回はご覧になりましたか?
歯周病とは、歯を支える歯茎や骨に起こる病気で、そのまま放っておくと歯がぐらつくようになり、やがて抜けてしまうこともあります。
歯周病の進行は、歯茎が腫れて痛みが出てもしばらくすると症状が消えてしまう為、治ったものと思いがちです。しかし実際には、歯周病が一段階悪化しておさまっただけなのです。成人のおよそ8割もの人がかかっている病気ですが、虫歯と違い進行するまで自覚症状がほとんどありません。
毎日ブラッシングしていても虫歯や歯周病になってしまうのはなぜでしょうか?
原因は「歯と歯の間」や「歯と歯茎の境目」にひそんでいるプラーク(細菌の塊)にあります。歯ブラシだけでは、プラークを取り残してしまうことがあります。そこで当院では定期検診をお勧めしています。
お口の中の健康を保つ為には ①毎日の歯磨き ②規則正しい生活習慣 ③定期検診 が必要なのです。
◯検診ではどんなことをするの?
- 歯の清掃チェック
- 歯周病の進行の検査
- 噛み合わせのチェック
- フッ素などの虫歯予防処置
定期検診で気持ちよくご自身の歯の健康を守っていきましょう。
2020年10月15日お使いですか? 歯間ブラシ・デンタルフロス
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは毎日のお口のお手入れで歯ブラシ以外の清掃具をお使いですか?
毎日歯ブラシだけできれいにブラッシング出来ているから大丈夫だろうと思っていても、虫歯や歯周病(歯肉炎・歯周炎)になることがあります。
その原因は「歯と歯の間」や「歯と歯ぐきの境目」にひそんでいるプラーク(細菌のかたまり)なのです。
歯ブラシだけではプラークを落とし切れない部分に「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」といった『歯間清掃具』を使うことでプラークの除去率を飛躍的に高めることができます。
下記のデータをご覧ください。
○ブラッシング指導を受けた後、3分間ブラッシング →プラーク除去率58%
○ブラッシングにデンタルフロスを併用 →プラーク除去率86%
○ブラッシングに歯間ブラシを併用 →プラーク除去率95%
このデータを見たら明らかなように、歯ブラシと歯間清掃具を併用するかしないかではプラーク除去率にこんなにも大きな差があるのです。
当院では歯科衛生士が、患者様それぞれの歯と歯の間の隙間の広さにあった適切なサイズの歯間ブラシ・デンタルフロスをお選びいたします。
一生自分の歯で食べるために、歯科医師、歯科衛生士の指導を受けながら、効果的なプラークコントロールを身に付けてください。
2020年10月2日歯や歯ぐきの病気に弱い妊婦さん
🦷ご存知でしょうか🦷
妊婦さんは、今までよりも丁寧に歯やお口の中のお手入れをしなければなりません。
赤ちゃんができるとホルモンバランスが変化し、唾液の分泌量が減り
歯に汚れが付きやすくなってしまいます。
また、妊婦さんが歯周病になってしまうと早産(妊娠37週未満の出産)や、
おなかの赤ちゃんが小さく産まれる(低体重児出産2500g未満)リスクが高まってしまいます。
それから、お母さんの栄養バランスのよい食事、骨やアゴの発達を促すビタミンAやD等を積極的にとることで、おなかの中で乳歯の芽ができます。
乳歯は、妊娠したら5週から9週、そして永久歯も16週でできてきますので、赤ちゃんの歯の芽も丈夫にしていきましょう。
つわりなどがひどく、しっかり歯を磨くことができない妊婦さんは、水分をとったりガムを噛むことで、唾液腺が刺激され唾液の分泌が促されます。
一番良い方法としては、歯医者で歯石を除去してもらうことです。受診の際は必ず母子手帳を持参し、受付で妊娠中だということをお伝えください。
お母さんのお口の健康について、歯科医院で検査してもらい、歯周病・虫歯予防のアドバイスをしてもらいましょう。