ブログBlog
ブログ
2013年4月24日こんな兄でも妹は嫁にいきました
おはようございます、ヒサドメ歯科の歯科医師、阿部です。
皆さん、マンガ読まれますか?
僕は読んでる量は人に比べると圧倒的に少ないと思いますが、
好きな作品はいくつかあります。
その中でも、22世紀に残したいマンガTOP3に入る作品の一つに『からくりサーカス』があります。
人間に奇病をもたらす人形のサーカス集団と人間との戦いを描いた作品です。
とこれだけいうと単なるアクション作品に思えるかもしれませんが、
そのバックボーンに広がる様々な因果、壮大なストーリー。
何回読んでも感動が湧き起ってきます。
その中のあるお話。
拳法の先生を父に持つ娘は幼い頃から教えを受けていました。
成長してから自分の夢である女優を目指そうとしますが、父親から反対されるんです。
その時言われた言葉、
「お前は真っ直ぐな拳しか打てない。」(手元にマンガないんで正確ではないのかもしれません)
きっと演技には向いていないということを言ってるんだと思うんですけど、
この言葉を彼女は戦いの中、大ピンチの中で思い出すんです。
相手は狡猾な手段で攻撃を仕掛けてくる圧倒的不利な状況で。
結局自分はこれしかできないんだと覚悟を決めて、
でも少し工夫をして。
放った真っ直ぐな一撃は見事相手を倒します。
器用・不器用、裏・表、色々ありますけど、
結局自分に嘘はつけないと思います。
こないだのブログにも書いたんですが、
最近はまっている『男はつらいよ』の車寅次郎もそんな気がします。
毎回失恋してとらやを去っていきますよね。
たまに傍若無人だと思える振る舞いもするし、
かと思えば情に厚いところもあって恩を感じてる人もたくさんいる。
色んな事しでかすけど、彼の行動はいっつも真っ直ぐです。
なんか、人付き合いも治療も、ぜーんぶ根底は一緒のような気がしてきたりして。
しかし、
そう思ってても、
ボーリングやビリヤードが真っ直ぐ行かないのはなんでなんでしょうね?