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2025年5月3日歯周病と心筋梗塞の関係
いつもヒサドメ歯科ブログをご覧頂きありがとうございます。本日は心筋梗塞と歯科との関係についてお話しさせていただければと思います。
心筋梗塞とは
心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給する冠動脈が詰まってしまい血流が途絶えることで心筋の一部が壊死してしまう病気です。
急に突風が吹き荒れ嵐のような雷雨になったりと気温変化が激しい春にも多くの方が心筋梗塞を発症しています。
自律神経のバランスが崩れやすくなるこの時期に血管が収縮することで血栓ができやすく、心筋梗塞の起こるリスクが高くなるとされています。
主な原因
動脈硬化による冠動脈の狭窄や閉塞です。
特に、動脈硬化が進行して血管の内側にできたプラーク(脂肪やコレステロールの塊)が破れ、血栓(血の塊)ができて血管をふさいでしまうことで発症します。
典型的な症状
・胸の強い痛み(狭心痛)締め付けられるような痛みが数分以上続く
・共通の放散として痛みが左腕、肩、背中、顎などに広がることがある
・息切れや冷や汗、吐き気
・めまいや意識障害
・糖尿病の人や高齢者では典型的な胸痛がない場合もあります(無痛性心筋梗塞)
発症リスクを高める要因
・高血圧
・高コレステロール血症
・喫煙
・糖尿病
・肥満
・ストレス
・過度の飲酒
・運動不足
・遺伝的要因
上の画像は歯周病と関連づけられる全身疾患の一覧です。心筋梗塞に限らず様々な病気に影響があることが分かります。その中でも心筋梗塞に関して言えば、歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管の細いところで詰まり血液の流れをストップしてしまうのです。
歯肉の炎症は全身に多くの影響を及ぼします
歯周病予防は御身体の健康を守ることにもつながりますので、ぜひ私たちにも口腔衛生ケアのお手伝いをさせてください(*´︶`*)人(*´︶`*)