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2022年3月29日義歯(入れ歯)のケア方法
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
義歯(入れ歯)をお使いのみなさん、毎日使用している義歯はしっかり洗浄できていますか?
今回は、義歯の洗浄が不十分で起こりうる様々なリスクをご紹介していきます。
【義歯性の口内炎やカンジタ症】
→汚れがたまると細菌が繁殖して義歯性口内炎を発症しやすくなります。粘膜に炎症が起こり腫れたり、痛みが出ることもあります。カンジタ菌はお口の中に常にいる菌の一種ですが、免疫力の低下によって感染してしまう場合があります(日和見感染)
【他の歯が残っている場合は歯周病や虫歯の原因に】
→部分入れ歯の場合は、入れ歯に付着した汚れによって周囲に悪影響を与え、残っている歯が失われてしまうリスクが高まります。
【誤嚥性肺炎】
→お口の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤嚥されることによって起こる肺炎のことを言います。
これらのリスクを防ぐためには。。。
↓↓
*義歯専用歯ブラシで磨く→入れ歯を外してお口をゆすぎ、食べかすを洗い流します。次に義歯専用のブラシで入れ歯を磨きます。
*義歯専用の洗浄クリーナーを使う→汚れが気になる方は義歯専用のクリーナーを使用してブラッシングを行います。洗浄クリーナーは研磨剤が入っていないので義歯を傷つけにくいですが、強く擦り過ぎると傷ついてしますため優しく磨きます。
*義歯洗浄剤で洗浄し、よく水洗いする→ブラッシングでは除去できない細菌や真菌を義歯洗浄剤で洗浄。洗浄後はしっかりすすぎます。
*歯科医院での定期的なチェックを忘れずに❕→義歯や粘膜に異常がないかなど、定期的にチェックしていきます。
毎日使用する義歯を不具合なく使用できるように、定期的にメンテナンスしていきましょう!