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2021年11月27日腸内細菌
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂き、誠に有り難うございます。
日増しに寒さが厳しくなってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、前回の記事がウイルス対策に関することだったので、今回は免疫力を高める方法について調べてみました。
人間の免疫力は20代をピークに衰えていくと言われています。昨今、腸活という言葉があちこちで聞かれているように、免疫力の鍵を握っているのは腸であることは皆さんご存知かと思います。腸内には全身の7割の免疫細胞が集結しているといわれており、免疫細胞は良質な腸内細菌によって強くなります。腸内細菌のバランスを整え、免疫細胞が活性化されれば免疫力が向上するのです。
では腸内細菌のバランスを整えるにはどうしたらいいのでしょうか。一般的には善玉菌が優勢である状態が健康的と言われていますが、善玉菌を増やす方法には大きく分けて以下の2つの方法があります。
1つ目は生きた善玉菌であるプロバイオティクスを直接摂取する方法です。プロバイオティクスとは例えば、ヨーグルト、味噌、納豆、漬物などの発酵食品や整腸剤などです。これらは継続的に食べるとより効果的だとされています。
2つ目は腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のあるプレバイオティクスを摂取する方法です。プレバイオティクスとはオリゴ糖や食物繊維のことでこれらは大豆や玉ねぎ、ごぼう、バナナなどの野菜や果物、豆類に多く含まれています。また食物繊維には水溶性と不溶性があり、善玉菌の増殖に特に効果的なのは、ごぼう、にんじん、ブロッコリー、里芋、海藻、きのこといったような食品に含まれる水溶性の食物繊維だと言われています。
この善玉菌(プロバイオティクス)と善玉菌のエサになるプレバイオティクスを一緒に取ることで腸内細菌のバランスを整えるのにより効果を期待できます。
ところで、、食物繊維は特によく噛まないといけないと思うのですが、、皆さんお食事の際、不具合があったりしませんか?
食事を美味しくいただくためには健康な歯が欠かせませんよね。
お口に関する事でお困りごとがありましたらぜひ当院へご連絡をよろしくお願いいたします。
健康な歯で美味しく食事を楽しみ、免疫力をあげてこの冬を乗り切りましょう!!
2021年11月13日歯磨きでウイルス対策!
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
気づけばあっという間に11月。今年も残すところあと2ヶ月を切ってしまいました。
皆さん、インフルエンザのワクチンは打ちましたか?私はまだなのですが、歯科医院という医療現場で働く以上、早く打たなきゃと思っています。
鹿児島県内の新型コロナウイルスの感染者は、ようやく少し落ち着きましたね。街には活気が戻りつつありますが、油断は禁物。
空気が乾きやすい冬は、ウイルス感染が爆発的に増えます。さらに今冬は、新型コロナウイルスとインフルエンザのダブルパンデミックの恐れもあり、今まで以上の危機管理が必要です。
感染対策の基本は手洗い、うがい。言わずもがな大切ですが、これらに丁寧な歯磨きを加えましょう。
実は、歯磨きはお口の衛生状態を維持するだけでなく、ウイルス感染対策としても非常に優秀なのです。
当院HPの新型コロナウイルス対策ページにも記載していますが、重度の歯周病罹患者が新型コロナウイルスに感染すると、重症化しやすいとの研究報告があります。お口の健康と全身の健康は必ず繋がっていますから、健康の第一歩として、お口の状態を今以上に意識してください。
歯科医院=感染リスクが高い、と思われがちですが、決してそのようなことはありません。
今こそ、この冬を健康に乗り切るために歯科医院での口腔ケアをお勧めします。
また、当院では唾液検査「シルハ」を導入しております。患者様一人ひとりのむし歯リスク、歯ぐきの健康状態、お口の清潔度を簡単に知ることができる上、歯科衛生士からのお掃除指導もしっかりと指導させていただきます。ご希望がありましたら、是非とも当院にご連絡ください。
今年はラニーニャ現象の影響で九州でも厳しい寒さとなるとのこと。ただでさえ寒い霧島ですから、より一層ご自愛くださいね。
今後ともヒサドメ歯科をよろしくお願いいたします。
2021年10月31日歯周病の予防
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
コロナ禍も少しずつ落ち着きを見せ、日常が戻りつつあります。今日は、一年に一回のハロウィーン。今年こそはと、準備されている人もいるのではないでしょうか?ゾンビメイクもやはり職業柄、口元が気になってしまいます。ゾンビは歯周病なのか?と素朴な疑問はさておき、
歯を失うリスクの原因菌でもある歯周病菌は今までにも糖尿病や脳梗塞などの全身疾患との関連があることはみなさんご存知かと思います。
歯周病は初期症状は全くなく進行してから痛みが出るとても怖い病気です。
さらに歯周病菌は血管の中に入り込み、全身へ流れて全身疾患を引き起こします。ですから、歯周病菌を少しでも減らすことは非常に重要になりますが、なかなか難しいですね。
歯周ポケットはとても狭く炎症している歯肉で充満しております。その先の歯根に歯石などの炎症を惹起させるものが付着していますがその歯石などをマイクロスコープで確認し除去していくこともできます。今までは見えないところを手探りでお掃除していきましたが、マイクロスコープを使えば深い歯周ポケットを見て綺麗にする事ができるんです!
さて、もう一つは歯周病にならないように清掃性を上げる必要がありますが、歯並びは綺麗な方が簡単ですよね。
先日もご案内したマウスピース矯正は基本的には半年で終えるのが特徴です。
今はデジタルの時代です。
そのお陰で患者さんの負担も減りとても良い治療が提供できます。
これらの最新機械を用いることにより、より良い治療を目指してスタッフ一丸となり闘っていきたいと思います。
何かありましたらお気軽に御相談くださいね。
2021年10月18日サメ肌はあってもサメ歯はないみたいです。
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
この仕事をしておいてなんですが、口腔内の治療って結構神経使います。
小さい部位での細かい作業、それこそ文明の利器であるCTやマイクロスコープを用いないと処置できないこともしばしば。
あー、大人の歯ってなんで生え変わらないんだよー!って思うこともないわけではありません。
先日もお昼休みにぼーっとそんなことを考えていると、学生時代に「サメは歯が何度も生え変わる」って習ったことを思い出しました。
20年以上前にきいたような…くらいの話で真偽がおぼつかず調べてみることにしました。
(といっても検索して調べたレベルのものですので、軽く読み流してください。)
『サメの歯は何列にも並び、今使われている歯列のすぐ後ろには新しい歯列が用意されている。歯が1本でも欠けると、新しい歯列が古い歯列を押し出して、歯列ごと新しいものと交換される。歯列は何回でも生え変わり、1尾のサメが生涯に使う歯の数は最大で数千にのぼると考えられている』(某ネット百科事典より)
いいなあ、サメ。けど、びっしり生えてたら歯磨き大変そうだなあ、でも生え変わるから歯を磨かなくて虫歯だらけでもべつにいいのか…
などなど考えていたら昼休み終わってました。
未分化細胞から歯の基となる細胞が作られた、というニュースが話題になってしばらく経ちます。そうなったらサメみたく新しい歯を作れますが、治療に活かせる日はまだ先のことかもしれません。
早期の治療・予防を続けて、今ある歯をしっかり守っていきましょう。
2021年10月6日マウスピース矯正
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
気の抜けない日々が続いておりますが、
私生活ではマスクのおかげ(!?)で
手抜きメイクが常態化しております💦
このマスク生活で人気急上昇している
マウスピース矯正
マウスピース矯正のメリットはやはり目立たないことですよね。
装着するとこんな感じです。
普通に装着していてもほとんど目立たず過ごせますが、
マスク生活中なら人知れず歯並びを整えることができてしまいます。
歯を動かす期間もおおよそ3〜6か月と短期間。
AIで
マウスピース矯正のbefore・afterを確認することができるので、
分かりやすいのも特徴です。
矯正相談は無料ですので、
どうぞお気軽にご相談ください。
2021年9月22日過剰歯とは🦷
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます^^
皆さん、過剰歯と言うのをご存知でしょうか?
通常の本数よりも多くできてしまった歯を過剰歯と言います。乳歯なら20本、永久歯なら28〜32本が通常の本数なのですが、それよりも多くできてしまう人が30〜40人に1人いると言われていてさほど珍しい事ではありません。原因としては遺伝的要素や、歯が作られる段階で歯胚と呼ばれる歯の卵が余分に作られたり、分かれてしまったりと言われていますが、はっきりとは分かっていません。
男性に多く見られると言われていますが、今回はお子様に対する過剰歯の見つけ方や、過剰歯がもたらす影響、処置法をいくつかご紹介したいと思います。
<過剰歯を見つけるポイント>
過剰歯が見つかる年齢はバラバラで、定期検診や他の治療で撮影したレントゲンでたまたま見つかるケースなどありますが、ご自宅でもできるチェックとしては、前歯に注目です!上の前歯の真ん中付近は過剰歯が多く見られます。前歯の間に過剰歯があると永久歯が真っ直ぐ生えるのをジャマして隙間が開いてしまうので、前歯が変な方向に生えていないか確認してみましょう。
もう一つは、乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない時です。過剰歯の影響により、永久歯が生えてこないケースがあります。もし抜けてから半年以上も永久歯が生えてこない場合は小児歯科などに診てもらった方が良いでしょう。
<過剰歯がもたらす影響>
①過剰歯自体がジャマになり永久歯が正しく生えるのを阻害する場合、歯並びや噛み合わせが乱れる場合があります。
②過剰歯の場所が悪いと、永久歯の根(歯根)を溶かしてしまう恐れがあります。歯根が溶けると内側にある神経も傷つき、死んでしまう危険すらあります。
③過剰歯を囲む様に嚢胞(膿が液状に溜まって袋状になっている事)ができる事があります。永久歯の歯根を溶かしてしまう危険もあります。
<過剰歯の処置法>
一般的に過剰歯は抜歯の対象で、埋まってる場合は歯茎を切開して抜歯する事もあります。すぐに抜歯するのか、生え揃うのを待つのか、先生の判断を聞いて治療を進めます。
しかし、他の歯に影響がない場合は経過観察になります。経過観察を行う際は定期的に歯科医院へ行き、異常がないか確認してもらいましょう。
過剰歯は歯の生え方に影響が出る場合が多く、しっかりと治療を進める必要があります。実際私の5歳の息子も上の前歯の歯茎がぷっくり腫れて、レントゲンを撮ったところ過剰歯が潜んでました。今は経過観察中です。もしお子さんに過剰歯があったり、もしかして?と思われる場合は是非ご相談下さい^^